事業理念

恩田現代社会研究所は、地域づくりに関するコンサルティング事業を行うことを目的としています。
1.地場産業の振興による地域づくり
2.都市と農村の交流による地域づくり
3.国際交流・国際協力による地域づくり
4.市民事業(コミュニティ・ビジネス)の育成による地域づくり
5.その他前各号に附帯又は関連する事業

所長メッセージ

恩田現代社会研究所は、人々のよりよい暮らしの創造に貢献できることを事業理念としています。この理念実現のために上記の分野を中心に、関連業務含め活動できることに生きがいとやりがいを感じることができるよう日々努力しています。   コンサルティングとは言っても、地域住民自身に考えてもらうことを大切にする意味では、地域づくりのコーディネーターとしての役割を果たしたいと考えています。


 

地域づくり全体の理念
・「住民の住民による住民のための地域づくり」を理念とします。
・「住民の」は地域社会が自分たちの町や村であるという「所有関係」(わがマチ意識・ムラ意識)を示します。 
・「住民による」 は地域社会をつくるのは自分たちであるという「主体関係」(住民参加)を示します。
・「住民のため」は地域社会をつくるのは自分たちのためであるという「客体関係」(住民生活の向上)を示します。
地域づくり全体の方針
・地域社会の「表層」ではなく「深層」に着目し、その「基層」部分(伝統的な社会構造)から地域づくりを捉えます。
・伝統的な「助け合いの精神」(ユイ、モヤイ、テツダイ)の現代的な再生と活用から地域づくりについて考えます。
 <伝統的な互助慣行>
 ・ユイ:田植えや稲刈り、屋根の葺き替えなどで主に労働力を交換する互酬的行為
 ・モヤイ:共同作業や共有地の維持管理などでヒト(労力)やモノ(物品)、カネ(金銭)を集約し成果を分かち合う再分配的行為
 ・テツダイ:冠婚葬祭で相手から見返りを期待しない支援(援助)的行為
・観光に頼らない地域づくりを目指します。
 これは観光(外来客の満足達成)だけに目を向けるのではなく、広く地域づくりの中に観光を位置づけること(現地住民の
 生活向上)を意味します。
持続可能な地域づくり
・中央に対する地方を意識した「地方創生」ではない、中央も一つの地域と捉える「地域創生」について考えます。
・「限界集落」から消滅する地域社会ではない、幾世代にもわたる持続を目指す「可能集落」による地域づくり
・オンリーワンの「○○○らしさ」の地域づくり
・グロバーリゼーションとローカリゼーションを統合したグローカリゼーションの地域づくり
・ICT(Information and Communications Technology)による地域づくり